「もっと収入を増やして、経済的にも精神的にも余裕がほしい」
「会社員生活をやめてフリーになりたい。社会から解放されたい」
そんな想いを胸に副業を始めても、なかなか一筋縄ではいきません。

続かないし、時間もとれない…。
そもそも自分に発信できる価値があるのかな?
そんなループに、何年もハマり込んでいました。
そこから抜け出せたきっかけが「自己分析」と「時間分析」————。
自分を知るためのシンプルな作業でした。
といっても、就職活動でやるような堅苦しい自己分析などではありません。
未来にワクワクしながら取り組める、気楽なワークです。
このワークをしておくことで副業挫折のリスクを大きく下げることができるので、とくに情報発信系の副業を始めたい人にはおすすめなので、ぜひやってみてください。
- 副業を始める前に必要な「自己分析」と「時間分析」のやり方
- 自分の強みや発信テーマが明確になり、迷わず進める
- 挫折を防ぎ、継続しやすくなる
情報発信系の副業に自己分析と時間分析が必要な理由
自分で副業を立ち上げる場合、アルバイトや業務委託のような”雇われ型の副業”とは違い、成果が出るまで時間がかかります。
しかも、必ず収益が出るとは限りません。
だからこそ、次の3つのことが大切だと感じました。
- すぐにお金にならなくても続けられること
- 自然とやりたくなるもの(好き・得意)
- 無理なく時間を確保できる仕組み
これらが、副業を成功に導くベースになります。
大切なことは、「続けられること」✖️「続けるための時間」。
この絶妙なバランスをとるために役立つのが、自己分析と時間分析でした。



これをやってから、自分と副業への向き合い方が変わりました。
成功に導く自己分析と時間分析の手順
これからは、私が実際にやってよかったと感じた方法を紹介します。
大きく分けて以下の3ステップです。
なぜ副業をするのか自分のゴールをはっきりさせ、ぶれない指針をつくる
1日の中で無理なく副業に使える時間を把握し、続けられる仕組みを作る
自分が楽しめること・得意なことを軸にテーマを決め、発信や作業の方向性を定める
これらを一つひとつ掘り下げていくことで、副業を継続する、つまり習慣化するプランを立ていきます。
- A4サイズの白い紙
- ペン
- 集中できる場所(カフェや自宅、自然の中など)
1. 自分の望みや理想の暮らしを知る方法
ここでは、自分がどんな生活を送りたいか・なぜ副業をしたいのかといった根本的な理想や望みを整理していきます。
- どんなライフスタイルに憧れているのか?
- なぜ副業が必要だと思うのか?
- なぜブログやSNSでの発信したいのか?
こうした問いに答えるために、未来像や目標を言語化していきます。
① 連想マップを作成し言語化する


連想マップとは、思いついた言葉やテーマを枝分かれさせて広げていくワークです。
マインドマップに似ていて、考えを整理しながら頭の中を“見える化”することができます。
スタートのテーマはなんでもOK。
たとえば、自分自身・健康・仕事・お金・家族・住まい、など人生に影響の大きいテーマから始めるのがおすすめです。
正解・不正解は一切ないので、思いつくまま自由に書き出していきましょう。
- ポジティブな言葉だけで作るとモチベーションアップ!
- 心配や気になることを書き出すと、解決策が見えてくることもあります。
② 人生で重要視していることの深堀
連想マップから、自分にとって重要性の高いと感じる項目を4〜5つほどピックアップします。
それぞれの項目の理想を掘り下げていきます。
例)自分にとって重要性の高い人生の基盤
- 仕事 / 暮らし / 健康と美容 / 家族やパートナー
例)「仕事」の理想を掘り下げる
- 在宅ワーク
- ○○の資格取得
- 本業+副業の両立 ・年収1500万円
- 副業で法人化
- 好きなことを仕事に、楽しく働く自由な働き方
次に、それらの理想が叶った暮らしを想像して、どんな1日・1週間・1ヶ月・1年を過ごしたいか書き出してみます。
- 05:30 〜 起床 → 海沿いを散歩
- 06:30 〜 朝食
- 07:00 〜 投稿+次案ドラフト(5時間)
- 12:00 〜 ランチ
- 13:00 〜 編集(2時間)
- 15:30 〜 ジムに行く
- 17:00 〜 夕食準備
- 19:00 〜 お風呂
- 19:30 〜 少し作業
- 21:00 〜 フリータイム
- 22:00 〜 読書・ジャーナル
- 22:30 〜 就寝
- ジムや運動(週2〜3回)
- 副業作業(記事1本、SNS投稿3本投稿)
- ご褒美の外食(週1回)
- 家の掃除や生活管理
- 趣味、リラックスタイム(毎日30分〜1時間)
- 健康、メンテナンス(整体・歯科)
- 副業の成果チェック
- 親友との食事:月1回
- 貯金:●万円/月
- 旅行、年2回
- 家族行事(誕生日や年末年始)
- アウトドア(1泊キャンプ)
- 副業の成果(1冊本を出版)
③ ゴールから逆算して、今やるべきことを明確にする
理想を実現するのためには、ゴールから逆算して今なにをすべきかを考えることが大切。
ビジネスでもよく使われるこの逆算思考は、未来から現在を見直すことで行動の優先順位を明確にさせる方法です。
たとえば、「3年後に副業を本業にする」というゴールを立てたら、2年後→1年後→半年後→今月→1週間後→今…は何をするか、逆算しながらやるべきことを具体的に決めていきます。


以上が、自分の望みや理想の暮らしを知るためのワークです。
ここまでの作業で「なんとなく副業をやろうかな」ではなく、「こうなりたいから副業をする」という明確な目標を持つことができます。
2. 副業に取り組むための時間づくり
副業を継続するには、無理のない時間確保の仕組みづくりが大切です。
仕事・家事・スマホの誘惑に追われて、あっという間に1日が過ぎてしまう現代。
次は「1日のどこに時間を生み出せるか」を見つけるためのワークをやっていきます。



ルーティンが身につくまで安定した時間の確保は大切!
- 現状のスケジュールを把握する
- 削ってもいい時間を見つける
- 新しい1日のスケジュールを設計する
- 年間目標と年間スケジュールを作成する
- 週間スケジュールに落とし込む
① 【現状把握】1日のスケジュールを書き出す(平日・休日)
まずは、平日と休日の1日の過ごし方を朝から夜まで時系列で、できるだけ細かく書き出してみましょう。
スマホのスクリーンタイム機能を使うと、無意識のスマホ利用時間が見えて、ムダ時間を発見しやすくなります。
平日のスケジュール(サンプル)
時間帯 | 内容 |
---|---|
6:30〜7:00 | 起床・スマホ(マンガ) |
7:00〜8:00 | 朝食・支度 |
8:00〜9:00 | 通勤・スマホ(SNS) |
9:00〜12:00 | 会社 |
12:00〜13:00 | 昼休み・スマホ・雑談 |
13:00〜18:00 | 会社 |
18:00〜19:00 | 通勤・スマホ(ゲーム) |
19:00〜21:00 | 帰宅・夕食・片付け |
21:00〜22:00 | お風呂・リラックス時間 |
22:00〜23:30 | テレビ・YouTube |
23:30〜 | 就寝 |
- 通勤中→インプット(ネタ探し・学び時間)
- 22:00〜23:30→副業時間
- スマホ時間は副業時間に置き換える
休日のスケジュール(サンプル)
時間帯 | 内容 |
---|---|
———- | |
———- | |
9:00〜10:00 | 起床・スマホ |
10:00〜12:00 | 家事(洗濯・掃除) |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜15:00 | スマホ(ゲーム・SNS) |
15:00〜18:00 | 外出(買い物・友人) |
18:00〜20:00 | 夕食 |
20:00〜22:00 | テレビ・スマホ(SNS) |
22:00〜24:00 | お風呂・リラックス時間 |
24:00〜 | 就寝 |
- 7:00〜→起床・朝活(ジムや副業時間)
- 13:00〜15:00→副業時間
- 20:00〜22:00→副業時間
② 見直せる時間の検討
次に、書き出したスケジュールを見ながら、次のように振り返ってみましょう。
- なんとなく過ごしてしまっている時間はないか?
- 行動を工夫すれば、短縮できそうなことはあるか?
- 家事や移動などを効率化できる余地はないか?
空いている時間が見つかれば、副業の時間にあてられます。
もし余白が見つからない場合は、どこかの時間を代償として削り、新しい時間を生み出す必要があります。
- スマホの長時間使用 → スクリーンタイム制限やアプリ削除
- 晩酌後に何もできなくなる → 晩酌の量を減らす、また飲まない日をつくる
- 移動・通勤 →リサーチやネタ探し、インプット時間に活用
- 残業が多い→別部署に異動相談や転職も検討
③ 新しい1日のスケジュールを作成する
時間の確保ができたら、副業のための新しいスケジュールをつくりましょう。
平日は2〜3時間、休日は5時間ほどが理想といわれています。
とはいえ、最初からまとまった時間を確保できなくても大丈夫。
朝の1時間や休日の午前中など、現実的に取り組める範囲から始めて、習慣化していくのがおすすめです。
ちなみに私の場合は、副業のためだけではありませんが、在宅ワーク中心の仕事へ転職し、時間をつくるという大きな決断をしました。
平日|副業・新スケジュール(サンプル)
時間帯 | 内容 |
---|---|
5:30〜6:00 | 起床・軽いストレッチ |
6:00〜7:30 | 副業タイム① |
7:30〜8:00 | 朝食・支度 |
8:00〜9:00 | 通勤・インプット |
9:00〜12:00 | 会社 |
12:00〜13:00 | 昼休み・ネタだし |
13:00〜18:00 | 会社 |
18:00〜19:00 | 通勤・休憩・インプット |
19:00〜20:00 | 帰宅・夕食・片付け |
20:00〜21:00 | 副業タイム② |
21:00〜22:00 | お風呂・リラックス時間 |
22:00〜22:30 | ジャーナル・振り返り |
22:30〜 | 就寝 |
- 朝:1.5時間
- 通勤・昼食:0.5時間(軽め)
- 夜:1時間
休日|副業・新スケジュール(サンプル)
時間帯 | 内容 |
---|---|
———- | |
6:30〜7:00 | 起床・コーヒー・軽い運動 |
7:00〜9:00 | 副業タイム① |
9:00〜10:00 | 家事(洗濯・掃除) |
10:00〜12:00 | 副業タイム② |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜15:00 | 副業タイム③ |
15:00〜18:00 | 外出・趣味・家族時間 |
18:00〜20:00 | 夕食・リラックス時間 |
20:00〜21:00 | お風呂・ゆるスマホ |
21:00〜22:00 | 気分がのれば副業タイム |
22:00〜22:30 | ジャーナル・振り返り |
22:30〜 | 就寝 |
- 午前:4時間
- 午後:2時間
- 土曜日は休息日
④ 年間目標の設定と年間スケジュールの作成
次に、1年で達成したい副業の目標と、それに沿った年間スケジュールを作成します。
ゴールから逆算して導き出した1年目の目標をベースにし、To Doリストをつくります。
そのリストを、年間スケジュールに落とし込んでいきます。
- 無理な詰め込みは避ける
- 少し頑張れば達成できそうなラインを狙う
目標が大きすぎたり、運に左右される内容だと継続が難しくなります。
小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感が高まり、継続にもつながっていきます。
月 | 目標 / To Do |
---|---|
1月 | 投稿数:10〜15本 フォロワー数:300人以上 月・水・金などの曜日を固定して投稿ルーティンを確立する |
2月 | 投稿数:20~25本 フォロワー数:500人以上 ターゲットを明確したプロフィールの作成に力を入れる |
3月 | 投稿数:30本以上(週2〜3ペース) フォロワー数:1,000人以上 自分の強みや興味に基づいたテーマを選定しジャンルを固める |
4月 | 投稿数:35〜40本 フォロワー数:1,200人以上 ストーリーズ活用して日常や舞台裏をシェア→親近感アップを狙う |
5月 | 投稿数:45~50本 フォロワー数:1,500人以上 コメント・DMの返信に力を入れ、フォロワーとの交流を深める |
6月 | 投稿数:50~60本 フォロワー数:3,000~5,000人 フィードとストーリーズの使い分けを学び、コンテンツを多様化する |
7月 | 投稿数:60~70本 フォロワー数:5,500人以上 動画やリールをメインに取り入れる |
8月 | 投稿数:70~80本 フォロワー数:7,000人以上 ユーザー生成コンテンツをメインでシェア |
9月 | 投稿数:80~90本 フォロワー数:8,500人以上 ライブ配信やQ&Aセッションを開催 |
10月 | 投稿数:90~100本 フォロワー数:9,500人以上 季節に合わせたコンテンツを投稿を狙う |
11月 | 投稿数:100~110本 フォロワー数:9,800人以上 他のインフルエンサーとの共同投稿(コラボ投稿) |
12月 | フォロワー数:10,000人 月収:5万円が安定的に達成 投稿ルーティンが生活に定着し、キャラクター&世界観が明確になっている コラボ依頼・案件:少しずつ来るようにする |
⑤ 【週間化】今週のスケジュールに落とし込む
年間スケジュールをもとに、今週のスケジュールを作成します。
次に何をするか迷う時間を減らすことで、時間の有効活用につながります。
日曜の夜か、週の始めに今週やることを具体的に書きだすのがおすすめです。


以上で時間分析は終わりです。
副業を始める第一歩は、時間を生み出すことです。
現状の時間の使い方を見直して、ムダを減らし、新しい時間の流れをつくっていく。
これで、副業を習慣化しやすい環境をつくることができます。
3. 自分の「好き」と「得意」を分析する
情報発信の副業を始める前に、どんなジャンルで発信するかを決めておく必要があります。
そのヒントになるのが、あなたの好きなことや得意なことです。
これを自分で理解しておくと、発信コンセプトがユーザーに伝わりやすくなります。
「これが大好き!」と胸を張って言えるものがなくても大丈夫。
誰にでも少し詳しいことや、自然とやってしまっていることはきっとあります。
このワークでは、日常やこれまでの経験を振り返りながら、自分らしいテーマを見つけていきます。
- 継続できるテーマの見つけ方
- 自分の年表を書いてヒントを探す
- 日常の行動から「美意識」を見つける
- 好き・得意・少し詳しいことを書き出す
- 自分のキャラクター設定を整理する
- 発信の「形」を決める
① 継続できるテーマの見つけ方
副業としてブログやSNSを活用するには、継続が最大の鍵です。
収益が出るまではもちろん、出たあともコツコツ続けていく必要があります。
大好きなことでも意外と飽きてしまったり、義務感に変わってしまうことがあります。
そこでおすすめは、生活の導線上にある自然とやっていること。
日々の習慣としてやっていることは続けやすいテーマになります。
とはいえ、最終的には楽しいかどうかがいちばん大切です。
モチベーションの源になるテーマを選びましょう。
種類 | おすすめ度 |
---|---|
生活の導線上にあるもの | (5.0) |
こだわっていること(美意識) | (4.0) |
好きなこと | (4.0) |
得意なこと | (3.5) |
人よりちょっと知っていること | (3.0) |
勉強中のこと | (1.0) |
実際にやってしまった失敗例…
- 好きで始めたけど、副業にすると意外と飽きてしまった
- 専門的すぎて調査や準備に時間がかかり、疲れてしまった
- 「稼げそう」という理由で選んだら、楽しめず続かなかった
② 自分の年表を書いて好き・得意のヒントを探す


0歳から10年ごとに、自分の年表を作って過去と未来の棚卸しをしてみましょう。
0歳〜現在までの振り返りがとくに重要です。
思い出すときは、
以下のような出来事を意識しながら、自由に書き出してみてください。
- 0歳〜現在まで:成功体験・夢中になったこと・誰かに感謝された経験 など
- 現在〜未来(理想):これからやってみたいこと・なりたい自分
例)書き出した内容からの気づき
- 6kgのダイエットに成功した ➡︎ 同じ悩みを持つ人の役に立つかも
- 陶芸に夢中になった時期がある ➡︎ 発信テーマとして再チャレンジできるかも
- Excelツール作りで喜ばれた ➡︎ 忙しい人の時短術として価値があるかも
書き出したエピソードから、自分は◯◯な人なんだ、◯◯が得意なんだというヒントが見えてきます。
今はSNSで気軽に情報発信ができるようになり、趣味や体験も大きな価値に変わる時代です。
過去を振り返ることで、思いがけないテーマが見つかるかもしれません。
③ 日常の行動から自分のこだわりを見つける
次に、1日の行動をできる限り細かく書き出してみます。
その中に、自分のこだわりやルールが見えてくることがあります。
例)日常のこだわり
- 朝6時に起きないと、1日が無駄になった気がする
- 朝のコーヒーがないと落ち着かない
- デスクに物があると集中できない
- 毎日、汁物を飲みたい
こうした無意識のルールがあなたの「こだわり=美意識」です。
これを意識することで、発信テーマや切り口が見えてくることもあります。



美意識についてもっと詳しく知りたい人は、岡田斗司夫さんの『プチクリ〜好き=才能!』という本がおすすめです。
④ 好き・得意・少し詳しいことを書き出す
次に、自分の好き・得意・人より少しだけ詳しいことをリストアップしてみましょう。
自分の年表から得られたヒントでもいいし、友人や家族に聞いてみるのもOKです。
- 好き or 得意
- 生活の導線上にあること
- 誰かの役に立てること
難しいときは、次の視点から探すのもありです。
- やると気分が良くなること
- 時間をかけてやっていること、よくやっていること
- 思わず人に話したくなること
これらが重なるジャンルは、ネタ切れしづらく無理なく続けられる理想のテーマです。
例)朝活ルーティン
- 朝6時に起床してストレッチ・読書・日記を書く
- 朝日を浴びながらのコーヒーが至福
- 早起きの工夫や朝を有意義にするアイテムを紹介したくなる
➡︎【役立つ対象】朝が苦手な人、生活を整えたい人
例)100円均アイテム活用術
- 定期的に100均をチェック
- 掃除や収納がラクになると嬉しい
- 「これ便利!」と人にシェアしたい
➡︎【役立つ対象】主婦、一人暮らし、ズボラさん
⑤ 自分のキャラクター設定を整理する


発信を始める前に、自分がどんな人か(どんな人として発信するか)を整理しておきましょう。
マーケティング用語ではこれを属性といいますが、発信者のキャラクターと考えてOKです。
- 名前(キャラ名)
- 年齢・性別・家族構成
- 居住地・職業・年収
- 趣味やこだわり
- 価値観
- よく使うデバイス
- 購入プラットフォーム(Amazon・楽天・リアル店舗など)
⑥ 発信の「形」を決める


ここでは、どのプラットフォームで、どんな伝え方で発信していくかを考えていきます。
どのプラットフォームで発信するか
プラットフォームとは、ブログ・Instagram・YouTubeなど情報を発信する“場所”のことです。
最初に自分が使いやすいもの1つに絞り、慣れてから他のプラットフォームに広げるのがおすすめです。
- 文章メイン ➡︎ ブログ / note / Kindle
- 写真やショート動画 ➡︎ Instagram / TikTok
- 長めの動画 ➡︎ YouTube
- イラストやマンガ ➡︎ X / Instagram / ココナラ
どんな伝え方で発信していくか
発信スタイルには、大きく分けて「共感型」と「ハウツー型」の2つのスタイルがあります。
どういうスタイルで発信するかを決めておくことで、キャラクター設定もブレにくくなり、発信の方向性が自然にまとまっていきます。
- 共感型
-
等身大の悩みや試行錯誤をシェアして共感を得る
- ハウツー型
-
ノウハウや工夫をまとめて伝える
最近は、共感70%+ハウツー30%など、両方をミックスしている人も多いです。
まだ成し遂げていない自分にハウツーは無理では?
と不安に思うかもしれませんが、ハウツーは専門家じゃなくても大丈夫です。
「こうしたら楽になった、自分はこうやって乗り越えた」
そんなリアルで小さな解決方法も、誰かにとっては貴重なヒントになります。
- ズボラな僕が朝活を3日間続けられた方法
- 副業ブログを立ち上げるまでにやったこと・つまずいたこと
- 低収入だけど1年で100万円貯めれた方法
以上で、自分の「好き」と「得意」を分析するワークは終了です。
このステップでは、好き・得意・自然とやってしまうことから、自分の中にあるテーマを見つけました。
ここで決めたテーマが、これからの副業発信の原案になります。
焦らず、少しずつ自分の中のヒントを掘り起こしていきましょう。
まとめ|副業の第一歩は自己分析と時間分析から
副業を始めるとき、何をすれば稼げるか?に意識が向きがちです。
しかし、最初にやっておくことは、自分の方向性や時間の使い方を整えておくこと。
この忙しく慌ただしい時代だからこそ、ここを押さえておくと挫折するリスクを減らすことができます。
- 自分の好きなことは何か?
- 得意なことは何か?
- 毎日の暮らしや時間の使い方はどうなっているか?
これらを明確にすることで、副業が自然と習慣化しやすくなります。
今回紹介した自己分析と時間分析は、わたし自身の学びをベースにしています。
- ウェブデザインスクールで学んだ内容
- 情報発信系の有料講座で得た知見
- 読書や実体験を通じて得た学び
とくに時間管理や「好き」を仕事にする考え方が参考になりました。
興味があれば、書籍などでさらに学んでみるのもおすすめです。